自分が一人暮らしを始めた頃になにも知らず、
芽がはえたじゃがいもを大量に食べて、腹痛をおこし病院に行った事があった。
今になっては笑い話だが、当時はそんな事知りもしないことでとても焦った記憶がある。
さて、今回はふぐには毒があるというのは一般的に誰もが知っている事だが、
はたしてどのような部位にどんな毒があり、それを食べると実際にどのような事になるのか、
ちょっと興味があるので実際に調べてみる事にした。
ふぐ中毒の原因物質であるふぐ毒はテトロドトキシンとよばれるらしく、
ふぐの肝臓や卵巣などの内臓、ふぐの種類によっては皮や筋肉にも含まれ、
通常の加熱では壊れる事はないという。
その毒性の強さは青酸カリの1,000倍以上ともいわれ、
食べると本当に危険な猛毒と言われているみたいで、
万が一、食べてしまった場合は食後20分から3時間までに、
口、唇、舌、指先のしびれが始まり、頭痛、腹痛などを伴って、
激しい嘔吐が続くこともあり歩行は千鳥足になると言われているらしい。
その後、知覚麻痺、言語障害、呼吸困難が現れ、血圧が低下してき、
麻痺が全身に広がりはじめるという。
そして、意識不明になり、まもなく呼吸、心臓が停止し、死に至ると言われています。
なのでふぐの調理は、絶対に「ふぐ調理師免許」を持った、
ふぐ専門の調理師がさばいたふぐを食べるようにしましょう!
自分が想像していた以上にフグの毒は危険だという事が分かった。
それと同時に「ふぐ調理師免許」の大切さも分かってよかったと思う。