みなさんお久しぶりです!
年末年始は、ありがたいことにバタバタでしたが、本日よりまた、再開していきますよ~^^
さて、今日はふぐの『競り』についてお話したいと思います。
まず皆さん『競り』って知っていますか?
『競り』は、生産者から届けられた商品をだれがいくらで買うかを決める作業の事をいいます。
夜明け前の午前3時になるとふぐの仲買人たちが活きの良いふぐを求めて集まります。
大体は山口県内や九州で水揚げされたふぐが競りにかけられます。
産地や大きさによってふぐを選別されてケース事に分けられます。
売り子の周りには、お目当てのふぐを求める競り子(仲買人)が集まり、
『袋競り』が行われます。
この『袋競り』というのも日本で唯一下関で行われる競りの方法で、売り子が持つ黒い袋の中で入札価格がやりとりされます。
他者に値段がわからないように黒い袋に手を入れて、指の握り合いで価格を決めて取引する競り方法ですね。
ここで競り落とされたふぐは生きた状態で加工場などへ運ばれます。下関では生きた状態で仕入れるので、鮮度も安全性も高いふぐを提供する事ができます。
ふぐの仕入れ方法一つをとっても地方などによって全く異なります。
下関は日本でいちばんふぐ食の歴史が深い町と言われており、昔から、
ふぐ専門の卸業者や加工業者が集まってきたとも言われています。
そんな街でとれるふぐだからこそ、世界的にも人気のゆえんなのかも知れませんね^^