日本ではフグは高級魚として知られ22種類の食用フグがいますが、海外ではどうなのでしょうか?
日本以外にフグを食べている国や人種はどのくらいあるのか調べてみたので、ご紹介したいと思います。
フグを食べる国は主にアジア圏に多く、ハワイ、オーストラリア、韓国、中国、シンガポール、インドネシア、ニュージーランドなどがあります。食べ方は各国さまざまで、韓国は日本と同じく刺身、中国では蒸し物にしたりして食べるそうです。
中国では平成28年4月になってはじめてフグの調理が解禁されたばかりです。
イギリスなど食に対して保守的なヨーロッパでは食用のフグは全種類で販売が禁止されています。
アメリカやカナダでは食用フグは禁止はされていませんが、あまり一般的ではなく珍味という位置づけにされているようです。
基本的に日本以外の国ではフグを調理して食べるという文化はあまり無く、禁止はされていなくてもあまり積極的で無い国が多いようですね。
やはり毒があるということで適切な調理をしなければ食べられないということが世界的にフグの食文化が育っていない要因なのだと思います。
フグ文化の成熟した日本でも年に数件程度は中毒になる人がいるくらいですから、無理もないのかもしれませんが、世界でもっとフグの食文化が広がっていってくれるといいですよね。