最近、子供とよく釣りに行く。
目当ての魚じゃなくいつもかかるのふぐばかり・・・。
ふぐは丈夫な歯があり、針や糸を切られるので本当に迷惑な魚だ。
それに持って帰る事もできないのでいつもリリース。
ふぐには毒があるという事は知っているのだが、
果たしてどこにどのような毒があるのかすら知らない。
それにこの釣れたふぐの名前すらもわからない。
ふぐと聞いて真っ先に思い浮かぶのはトラフグだ。
でも実際にどんな形で他のふぐとは何が違うのか、
なぜ一般的にトラフグが高級魚という認識なのか。
少し疑問に思ったので今日は調べてみる事にした。
まず、日本近海には約70種類ほどのふぐ仲間が生息していて、
厚生労働省が食用として認めているふぐはたった22種類との事。
その中でも「ふぐの王様」と称されるのがトラフグだ。
トラフグの特徴は胸ビレ後方に白い輪に囲まれた大きな黒紋があり、
数あるふぐの中でも成長が早い事でも有名みたい。
また、食用可能とされている部分は、「筋肉、皮、ヒレ、精巣(白子)」のみ。
なぜトラフグが高級魚とされるのかというと、
毒のある部位を除去すると、食べられる部分より
処分してしまう部分の方が多くなるという事。
一般的なふぐは全体の4割程度を可食部位と食べれる事ができますが、
トラフグは3割程度しか食用に回せなく歩留まりが悪いみたいです。
そう考えるとなぜトラフグの希少価値が高いのかが分かる気もしますね。